フロアマップ
当院の建築は、すっきりとした現代性を感じさせるデザインが特徴の建物です。温かみも感じていただけるようにフロアにはじゅうたんを敷いています。
電子カルテを導入することを前提として設計しましたので、導線を省略することができ効率的なレイアウトが可能となっています。その結果,内視鏡検査を行う受付から前処置室、検査室、リカバリー室まですべて男女別で、院内のほかの一般外来の患者さまに見られることなく裏導線ですませることができるようになっており、たいへんご好評をいただいております。
手術室は効率性を考えて他の施設よりも広めに作っています。不潔帯と清潔帯を完全に分けたワンウエイ方式です。手術台や手術機器も最先端のものを導入しております。またハイビジョンの大型ディスプレースを、術者の視野を妨げないように天井に釣り、あらゆる角度で拡大視しながら快適に手術が行えるようになっています。外来手術に対応するため待合室や更衣室も完備しています。
病室は各部屋の大きさを広めに取ると同時に、半数を個室にしています。快適な療養環境の追及を目指して、2階の急性期病棟は寒色系、3階の療養病床は暖色系を基調として各部屋ごとに部屋のしつらえやに床頭台などを変えるような工夫も行っています。また各部屋にインターネット回線が完備しています。※1
廊下幅もかなり広く取っています。
※1平成27年4月現在、工事のためインターネット接続のご利用は一時的に休止させていただいております。近日中に再開の予定です。
待合室
ロビー
内視鏡室
診察室
処置室
放射線科設備案内
一般撮影装置
一般撮影写真をデジタル処理するCR装置の導入で、常に安定した精度の高い検査ができます。また、完全バリアフリーの撮影室や、どなたでも容易に乗り降りできるように、床上約3センチまで下げる事ができる撮影台の採用など、検査時の安全にも配慮しております。
X線テレビ装置
X線テレビ装置にデジタル画像処理コンピュータを組み合わせたDR装置の導入により、上部・下部消化管検査はもちろん、胆のう等の消化器系検査をはじめ、多目的な検査に対応し、体内を透視観察しながら撮影し高画質な画像を提供できます。
16列マルチスライスCT
16列の検出器を持つ最新型マルチスライスCTを導入した事で、より高画質な写真が、より短時間で撮影可能です。気になる放射線被ばくの面でも体厚や体内組織の密度に合った線量を細かくコントロールしますので無駄な被ばくはありません。従来比の約40%の被ばく低減に繋がっております。
また、撮影後のコンピュータ処理により、輪切りだけでなく、立体画像を作成する事が可能なため、1度の撮影で様々な角度から診断が可能です。
医療画像情報システム
レントゲンや超音波、内視鏡の医療画像をネットワークでやりとりし、院内のどこでも画像を引き出して見る事ができるPACSシステムを導入しております。
デジタル画像をモニター上で観察する事ができ、画像の拡大や階調処理が容易に行えるため、1枚の画像からより多くの画像を得ることが可能です。